香箱ガニ(ズワイガニ雌)
朱色の卵をぎゅっと抱えた
わずかな季節のみの海の宝箱
石川県では、ズワイガニのメスをコウバコガニと称し、「香箱ガニ」、「甲箱ガニ」と表します。オスと同じく、地域によって呼称は異なり、福井県から京都府、鳥取県にかけて「せいこがに」、「こっぺ」、「親ガニ」などと呼ばれています。香箱ガニの大きさは雄ガニの半分ほどですが、甲羅の中にはオレンジ色の未成熟卵「内子」やかにミソ、お腹には茶色の粒状の卵「外子」をたっぷりと抱えています。その独特の味わいから、地元では「雄ガニよりも香箱」と支持されています。
主な産地
加賀市、金沢市、志賀町、輪島市、珠洲市
旬の季節
旬の時期:11月6日~12月29日