きゅうり

金沢周辺の耕作について、具体的に記述された農民に対する指導書「耕稼春秋」（宝永4年1707年）にも記載されるほど、石川県での栽培の歴史は古い作物で漬物や、なますなど日本型食生活には欠かせない野菜です。近年は、皮が薄く、青臭さが少ない品種を栽培し、パリッとした食感や瑞々しさはサラダなど生食に最適です。収穫期は春が4月上旬～7月で、秋は9月から12月頃までとなっています。

また、加賀野菜の一つで、大きく丸みを帯びた形と鮮やかな緑色が特徴の加賀太きゅうりは、主にあんかけ等の加熱用として使われますが、漬け物やサラダなど、生でも美味しくいただけます。